こんにちは。リナークのニシザワです。

今回の記事では、意外なゲスト、きゃりーぱみゅぱみゅさんが登場します!彼女の「大人なLADYになるわよコラム」から「マネーの虎化してるわよ」というテーマを取り上げます。

「大人なLADYになるわよコラム」

もはや当たり前になってしまった環境を続けるより、次に進むほうがいい。今回はそんな”当たり前”を変えることについてのお話です。

第35回〜『マネーの虎化してるわよ』〜 by きゃりーぱみゅぱみゅ

この思考は、実はどの業界や企業にも当てはまるのではないかと感じました。詳しくは以下でお伝えします。

はじめに

今回はちょっと変わったテーマでお伝えいたします。きゃりーぱみゅぱみゅさんの「大人なLADYになるわよコラム」からインスピレーションを受けました。
彼女が「マネーの虎化してるわよ」という記事で語っているのは、人生や仕事での変化を「新しいチャレンジと成長の機会」として受け止める重要性です。

この考え方は、単なるエンターテイナーの話として片付けられないほど深いものがあります。実は、どの業界、どの企業、そして私たち一人ひとりのキャリアにも当てはまる普遍的な真理だと感じています。

そこで今回は、この「変化をポジティブに捉え、成長する力」が、どうやって私たちの仕事やキャリアに活かせるのかを具体的に探っていきます。

当たり前を変える力とは何か

「当たり前」という言葉は、多くの人が無意識に受け入れている価値観やルールを指します。しかし、この「当たり前」がときには私たちの成長や変化の妨げとなることもあります。

きゃりーぱみゅぱみゅさんが示しているように、状況の変化や困難な状況を新しいチャレンジと成長の機会として捉えることで、私たちは「当たり前」を超える力を手に入れることができます。

具体的にはこの力は、以下のようなカタチで活用できるのではないでしょうか。

逆境からの脱却

きゃりーぱみゅぱみゅさんは、安定した環境での成功に慣れていたが、突然の困難に直面した瞬間に、自己成長と自信が芽生えたと捉えています。

もちろんいつメンで、過去の成功例に従ってやったほうが、みんなスキルもあって慣れてるし、事務所も仕事を振りやすいので安心して進められます。前の私も、そうやって作られた“成立した環境”でないと、パフォーマンスに自信を持つことができませんでした。

でも、アメリカのフェス「コーチェラ」をきっかけに、そこがだんだん変わってきたんです。

ダンサーさんをはじめスタッフに体調不良者が続出したために、完全アウェーの異国のステージに一人で立たざるをえない状況になってしまった私。いつものみんながいない! だけど絶対やらなきゃいけない、一人でも成功させなきゃいけない…! あの時ほど、人生で追い込まれたことはありませんでした。

振り返ってみると、これも当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間だったんですけど、結果的にそのピンチをチャンスにすることができて、それが自信につながったように思います。

第35回〜『マネーの虎化してるわよ』〜 by きゃりーぱみゅぱみゅ

私たち自身が困難な状況や変化に直面したとき、それをどのように受け止め、どのように乗り越えるかが重要であるという良い教訓を提供してくれます。そして、そのような瞬間こそが、自分自身をよりよく知り、成長するための貴重な機会であると気づかせてくれます。

柔軟性

きゃりーぱみゅぱみゅさんは、自身のキャリアでの変化を恐れず、それを成長の機会として捉えました。例えば、下記であると言われています。

「いや、出れてたことが奇跡だったんだ」とか「じゃあ、違うことに全力を出そう!」と思ってがんばると、別のプロジェクトがうまくいったりするもので、私は“断つ”ということは“目線を変える”ことと同じだと捉えています。

第35回〜『マネーの虎化してるわよ』〜 by きゃりーぱみゅぱみゅ

これは、新しい情報や状況に対して、柔軟に対応するスキルだと感じました。

この柔軟な思考が、新しいプロジェクトやチャンスに繋がることも多いです。

挑戦の受容

きゃりーぱみゅぱみゅさんは、停滞は人が変わっていないことであると捉えています。

たぶん「停滞」の正体って、人が変わってないってことなんだろうと思うんです。きっと新しい出会いがない状態なんです。

私自身もデビューから11年が経ち、いよいよけっこうな中堅になってきました。でも、「ずっと同じスタイルでこれ以上売れるか?」と言われると、そうは思えませんし、1日6組とか7組しか出れないフェスのメインステージから、ずっとどかないおばさんみたいな存在にはなりたくありません。

自分が進化して、しっかりヒットを出せたときにそこにまた戻れると思うし、逆に今までそこにいれたことが奇跡なんだと思います。だから、今は失敗を恐れずいろいろ挑戦していきたいんです。

第35回〜『マネーの虎化してるわよ』〜 by きゃりーぱみゅぱみゅ

これは、変化や困難を恐れず、それを成長の機会として受け入れる姿勢の良い例だと感じました。
この前向きな姿勢は、私たちが成長するためには欠かせない要素です。

いつものメンバーでいつもの成果が発揮できる循環は非常に良いサイクルです。これが”成立した環境”であり、その環境下でパフォーマンスを発揮できることが、「できる」という自信にも繋がっています。

しかし、「“断つ”ということは“目線を変える”こと。」が、当たり前を変える力ではないでしょうか。

これらは業務においても、キャリアにおいても、そして人生においても非常に重要な要素です。

個人のキャリアと業務での応用

きゃりーぱみゅぱみゅさんの考え方や経験は、個人のキャリアや業務にも多くの示唆を与えています。特に落ち込む瞬間を新しい自分に出会う貴重なチャンスと捉える姿勢は、業務やキャリアにおいても非常に有用です。

自己認識と成長

落ち込む瞬間は、自己認識を深め、何が重要で何に価値を見い出しているのかを理解する良い機会です。この自己認識は、キャリアの方向性を見つける際や業務の優先順位を決める際に役立ちます。

たとえば、自分がチームワークを重視すると気づいた場合、その後のプロジェクト選びや職場環境においても、その価値観を基に選択することができます。

柔軟な対応力

きゃりーぱみゅぱみゅさんが示すように、変化や困難を新しいチャレンジと成長の機会として受け入れる能力は、業務においても非常に重要です。

これは新しいプロジェクトや突発的な問題に対しても、柔軟に対応することが求められます。

積極的な挑戦

落ち込むことを恐れず、新しいことに挑戦する姿勢は、キャリアを積む上で欠かせない要素です。特に、新しいスキルを学ぶ、新しいプロジェクトに参加する、異動や転職を考える際など、積極的な挑戦が成功への道を開きます。

このように、きゃりーぱみゅぱみゅさんの洞察は、私たちが業務やキャリアにおいても適用できる多くの価値があります。

特に自己認識と成長、柔軟な対応力、積極的な挑戦といった要素は、どの業界、どの職種においても通用する普遍的なスキルと言えるでしょう。

次のセクションでは、新しいプロジェクトや業務改善の際に、既存の方法に囚われず、新しいアプローチを試みることで、効率や成果を大きく向上させることをお伝えします。

変化を受け入れ、効率を向上させる方法

変化の必然性とITの力

変化は避けられない。
しかし、その変化を上手く活用することで、業務効率は飛躍的に向上する可能性があります。
特にIT技術の進化が業務を劇的に変える力を持っています。
私たちが実際にFileMakerプラットフォームを用いて業務改善を行ったケーススタディをもとに、ITの力でどのように業務を革新できるのかを解説します。

紙の束からデジタルへ

長野県千曲市にある製造業様では、多くの業務が紙ベースで行われていました。書類の作成、承認、保管といった一連の流れが非常に時間と手間を要していました。
そこで業務効率化のためにFileMakerプラットフォームを導入し、業務プロセスに直結するシステムを開発することにしました。

FileMakerの特長

FileMakerはApple Inc.が提供するデータベースソフトウェアで、特にカスタマイズ性が高いのが特徴です。これにより、企業独自の業務フローに合わせたシステム開発が可能です。

物流管理の一例

FileMakerプラットフォームを導入し、物流管理システムを構築したことにより、特に物流管理が劇的に改善されました。
以前は注文管理から出荷、在庫管理まで全て手作業で行っていましたが、FileMakerプラットフォームで構築した物流管理システムによってこれらが自動化され、人為的なミスが大幅に減少しました。

短期間での開発と導入

FileMakerプラットフォームのもう一つの利点は、短期間でのシステム開発と導入が可能であることです。
わずか数ヶ月のうちに業務のデジタル化が完了しました。これにより、急な市場の変化や業務量の増加にも柔軟に対応することができました。

これは、FileMakerプラットフォームの生産性とアジャイル開発手法との親和性から、非常に高い生産性(開発力)が生み出されるためです。

長期的な投資対効果(ROI)

FileMakerプラットフォームの導入初期費用は確かにかかりますが、長期的に見ればその効果は計り知れません。
人件費の削減、業務の迅速化、ミスの削減など、多角的にROIが実現されました。

具体的には、8年間で効果金額は5,030万円、作業時間は2万7千時間以上が削減されました。
そして、削減した作業時間は、新しい仕事へのチャレンジに活かせる貴重な機会となっています。

変化と進化

ITの進化は止まりません。その波に乗り遅れないよう、積極的な導入と活用が必要です。
特にFileMakerプラットフォームのようなデータベースソフトウェアは、業務効率化に非常に有効なツールです。
紙ベースからの脱却とデジタル化を進めることで、業務のスピードと品質が大幅に向上するでしょう。

さいごに

小さな一歩が大きな変化を生む

人生には「当たり前」が崩れる瞬間が必ず訪れます。それは誰しもが経験することで、その瞬間は非常に辛いものです。
しかし、その辛さの中に新しい自分と出会う貴重なチャンスが隠れています。
落ち込むことで、自分が何に価値を見い出しているのか、何が自分を動かしているのかに気づくことができます。

この気づきは、業務においても非常に重要です。
特に同じチームと同じ方法で結果を出し続けることは、成長が止まるサインかもしれません。
新しい挑戦をするためには、新しい人と一緒に、新しい視点で業務改善に取り組むことが必要です。

失敗は確かに怖いものですが、挑戦しないと成功も失敗も経験できません。
そして、その一歩が部署内、そして部署間、さらには会社全体の最適化につながる可能性があります。
最初は小さな改善でも、その効果は複利のように積み重なり、最終的には大きな成果に繋がるでしょう。

最後に変化を恐れず、積極的に新しい挑戦をしていきましょう。
それがあなた自身、そして周囲をより幸せにする第一歩です。


この記事にご興味を持たれた方は、こちらの記事もおすすめです。