こんにちは。リナークのニシザワです。

今回の記事では、FileMakerの無料評価版を体験後、さらに開発を深めたい方に向け、Claris FileMaker Developer Subscription(FDS)をご紹介します。

私がFileMakerプラットフォームと出会ったのは、iOS開発のハンズオンセミナーでした。そのセミナーでは、MacとiPadを使って、ExcelデータをFileMakerにインポートし、iPadでデータを閲覧・操作できることに衝撃を受けました。この体験から、FileMakerを用いれば業務システムの可能性が広がると確信し、その日の帰りに電気店さんでFileMaker 12を購入しました。

当時、Claris FileMaker Developer Subscription(FDS)があれば、開発環境をより容易に構築でき、FileMaker Serverを使い、Windows PC、Mac、FileMaker Go、WebDirectで動くシステムを早期にスタートできたはずです。関係者に動くシステムを見せられたら、言葉だけでは伝えきれない価値を示し、プロジェクトの承認や予算化をもっとスムーズに進めることができたでしょう。

無料評価版の期間が終わった後も学びを続け、迅速にプロトタイプを開発するために、Claris FileMaker Developer Subscription(FDS)の契約をお考えいただくことをお勧めします。

FDSの概要と特典

Claris FileMaker Developer Subscription(FDS)は、開発者が年間たったの9,900円(2024年4月30日時点)でFileMakerのプラットフォームをフル活用できるサービスです。このサブスクリプションには数多くの特典が含まれており、特に新しい開発者にとってコストパフォーマンスが非常に高い選択肢です。

FileMaker Serverの利用

最大3つのFileMaker Serverインスタンスを利用できます。これにより、開発環境や検証環境を実際の業務環境と同様に構築することが可能となります。このようにして、システムの実用性を事前に確認し、開発プロジェクトをより効果的に進めることができます。

3 ユーザライセンス

3つの同時接続が可能です。これにより、FileMaker Pro、WebDirect、そしてFileMaker Goを利用してアプリケーションの動作テストが行えます。この機能により、複数のユーザーとデータベースを共有し、業務の効率化を促進します。特に、共有を通じたコラボレーションはプロジェクトの進行速度と品質向上に大きく寄与します。これは、開発プロセスにおいて重要なメリットです。

開発支援ツールの利用

利用できる開発支援ツールには、FileMaker Proの全機能が含まれています。これにより、高度なアプリケーション開発やカスタマイズが可能になり、開発効率を大幅に向上させることができます。加えて、データ移行ツールも提供されており、FileMakerでデータをスムーズに移行することができます。このツールにより、時間を大幅に節約し、エラーを最小限に抑えることが可能です。詳細はこちらからダウンロードできます。

動くシステムの重要性

実際に機能するデモを提供することで、アイデアが具体化され、そのシステムの利点や操作方法が直感的に把握されます。
これは、関係者がプロジェクトの目的や機能を明確に理解するのを助け、効果的な意思決定を促進します。

さらに、実際の動作するデモを通じて、FileMakerプラットフォームの操作に慣れることができます。これにより、チームメンバーや関係者は、開発過程においてより積極的な役割を果たすことができるようになります。
Claris FileMaker Developer Subscription (FDS)を利用することで、開発者は簡単かつ低コストでこのようなデモを作成し、システムの具現化とフィードバックの収集を効率的に行うことができます。これにより、システム化の進行がスムーズになり、成功に向けての道がより確かなものになります。

FDSを活用するメリット

無料評価版の45日間の制約を超えて、開発と学習の期間を無制限に広げることが可能です。
これにより、実務に即したアプリケーションの開発とテストが、自分のペースで行えるようになります。

FileMakerプラットフォームを余すことなく利用できるために、FileMaker Pro(WindowsPC、Mac)、WebDirect、そしてFileMaker Goを通じてアプリケーションを実行し、テストすることができます。この環境を活用することで、様々なデバイスでの動作を確認し、システムが実際の業務とどのように連携し、効果を発揮するかを具体的に見極めることが可能です。

さらに、開発からテストまでのPDCAサイクルを迅速かつ効率的に回すことができます。これにより、開発中のアプリケーションに対するフィードバックや意見をすぐに取り入れ、業務に最適なシステムへと継続的に改善していくことが可能になります。

まとめ

FDSに登録する

まずは下記のリンクから登録をして、年間9,900円で開発をスタートしましょう。

クリックするとClaris StoreのFDSのページになります

自分のアプリを作成する

登録後、あなたのアイディアをカタチにし、ビジネスの課題を解決するカスタムアプリを開発してみましょう!

成果を共有する

作成したアプリを同僚や関係者に見せて、その反応を確かめましょう。
実際に使ってもらうことで、さらなる改善点が見えてくるはずです。

Claris FileMaker Developer Subscription(FDS)を使えば、FileMakerの力を最大限に引き出して、仕事の効率化や問題解決を実現できることを体験してください。
この機会に継続的な学習期間を得て、新しいビジネスチャンスを掴んでください。


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